シニアライフのご相談やお悩みは多岐に渡ります。

例えば、相続対策は相続人が争うことなく円満に相続ができるように計画しておくことがとても重要です。

そのためには、現在の状況をしっかりと把握する事と、ご自身が「どのように相続してほしいか」ということを明確にした上で、さまざまな事前の準備をする必要があります。

対策としては、相続人の法定相続分や遺留分を考慮して遺言書を書いたり、家族信託や任意後見なども視野に入れて相続の対策を設計しておく必要があります。

そして、相続税をなるべく圧縮して少しでも多くの財産を残したいと思う方も多いと思いますが、生命保険の非課税枠を使用した対策や生前贈与を

使った対策、投資信託なども視野に入れて、比較検討することが望ましいです。　

また、一次相続だけではなく、二次相続まで考えて誰にいくら相続させるのが良いのか？など専門的なシミュレーションも必要です。

おひとり様の対策では、身元保証人がいないと施設に入ることが難しいなどの課題を解決したり、万が一、お亡くなりになった場合の葬儀や死後事務を頼める人を探しておくことも重要です。

場合によっては、不動産をご売却して老後に安心して暮らせるように、施設に入居するために現金化する必要があるかも知れません。

このように、課題は一つだけ解決すれば良いというわけではなく、横断的にさまざまな問題を解決していく必要があります。

ですので、1人の専門家だけでは、問題を横断的に解決することは到底難しいのです。

老後資金、税金、紛争の抑止、施設の入居サポート、不動産売却、身元保証人、遺言書作成、死後事務の受任、葬儀の相談、不動産の相談・・

など、それぞれ相談する専門家が違うため、「誰に相談したら良いか分からない」方が多くいらっしゃいます。